Shizuka Mitsui 三井静 オフィシャルサイト

プロフィール

1992年神奈川県生まれ。幼少期をボストンで過ごす。5歳よりデボラ・トンプソン氏にチェロの手ほどきを受け、帰国後スズキ・メソードで藍川政隆氏に学ぶ。桐朋学園女子高等学校音楽科(共学)、桐朋学園大学ソリストディプロマコースを経てオーストリアのザルツブルクに留学。ザルツブルク・モーツァルテウム大学在学中にミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のチェロ奏者として入団する。

これまでにチェロを岩井雅音、毛利伯郎、ジョバンニ・ニョッキ、クレメンス・ハーゲンの各氏に師事。さらに、ゴーティエ・カプソン、ナターリヤ・グートマン、フランツ・ヘルメルソン、ダヴィト・ゲリンガス、ジェローム・ペルノー、ウェン=シン・ヤン、宮田大の各氏からもマスタークラス等で教えを受け、大きな影響を受けている。

オーケストラ奏者として活動する一方、ソロや室内楽でも活躍しており、これまでに東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、オーケストラアンサンブル東京、東京ユヴェントス・フィルハーモニー、ベルギー王立室内管弦楽団、エネスコフィルハーモニー管弦楽団、ポーランド・シレジアフィルハーモニー等とソリストとして共演。室内楽では五嶋みどり、ローマン・シモヴィッチ、徳永二男、篠崎史紀、ディアン・メイ、ゴーティエ・カプソン、クレメンス・ハーゲンの各氏ら著名な演奏家と共演多数。

豊かな音色と抒情性が特徴のチェリストであり、気鋭の若手音楽家として注目されている。

賞歴

2009年:泉の森ジュニアチェロコンクール高校の部金賞
2010年:日本クラシック音楽コンクール弦楽器の部最高位
2011年:第80回日本音楽コンクールチェロ部門第3位
2016年:エンリコ・マイナルディコンクール(オーストリア)第1位。
2017年:第15回東京音楽コンクール弦楽部門第2位
2018年:ウィーン国際音楽コンクール金賞
2021年:第28回ブラームス国際コンクール室内楽部門第2位

支援団体

これまでに
2010年-2013年(財)ヤマハ音楽振興会
2013年-2015年(公社)日本演奏連盟/宗次エンジェル基金
2015年-2017年(公財)ロームミュージックファンデーション
2017年-2018年ルイ・ヴィトン財団 (Classe d’Excellence de Violoncelle de GautierCapuçon)
2018年-2019年文化庁 (新進芸術家海外研修制度)
より奨学支援を受け研鑽を積む。